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長野県の中では、中部から南部にかけて位置している伊那支部地域は、冬の寒さも比較的穏やかで雪も少なく、道路・鉄道等、交通の便からも東海近畿方面への出入りが多い地域です。
伊那支部は少々分かりにくい場所にあります。中央自動車道伊那ICを降り左折し、斜面を下る形でまっすぐ突き当たりT字路まで行き右折。すぐに商店街となり伊那北駅前を通過、更に直進します。伊那市駅前交差点を右折。一つ目信号機(合同庁舎西交差点)を左折。道路は斜面を上る形で右カーブになるのですが、カーブする直前を左折します。ここには税務署の入口を示す小さな看板があります。この道路はかなり狭く、途中すれ違いが出来ません。カーブミラーをよく見ながらの安全運転が必要です(しまった。道路を間違えた!と思ったのは私だけではないはず……)。
カーブを曲がるとすぐに道路右側に税務署、左側に裁判所の建物が見えます。駐車場は建物の回りを取り囲むようにありますが、裏側が広くなっています。裁判所がある地域は南東向き斜面になっているので、裏側駐車場からは町を見下ろす感じで眺めが良いです。伊那市駅より徒歩でも近い距離です(道路距離500〜600m)。駒ヶ根方面など、国道153号線を利用する場合は、荒井交差点で伊那市駅方向を目指して下さい。
1階正面玄関を入ると、向かって右側に受付があり、そのまま進むと通路右側の壁際にファイル閲覧場所があります。特別売却と期間入札が、それぞれ色の違うファイルに綴じられています。「ご自由にお使い下さい」と書かれて、カラフルな老眼鏡が置かれているのが印象的でした。ファイルのコピーが必要な場合は、そのすぐ先左側にある執行官室で行えます(有料)。
伊那の裁判所で感じたことは、こぢんまりとしていて庶民的ということです。規模が小さいこともあり、働く人達のまとまりが良いのかなと思いました。疑問・質問等ありましたら気軽に、まずは受付にお尋ね下さい。
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松本支部は、長野地裁各支部のなかでも一番わかりやすい場所にあります。国宝松本城を目指せば、、その北側隣に位置しているからです。そして、その北部には旧開智学校校舎があるという、景観に優れた場所に位置する裁判所です。さらに、通常、裁判所は市役所等の施設からは離れていることが多いのですが、松本城の東部直近に市役所があります。
松本支部の入札状況は比較的高いように思われます。佐久支部の軽井沢物件とは異なって、個人で入札参加する方が多いようです。また、信州競売情報の閲覧者の少なからぬ人が白馬、安曇、松本市内などの物件を落札しております。
物件ファイルは、階段を上がった二階に、以前は一物件づづ鎖で留めて置かれていましたが、新たに閲覧室が設けられ、そこに置かれてあります。資料コピーのためには、住所・氏名・事件番号を指定の用紙に書き込み、担当者に許可をもらい、一階にある執行官室で謄写できます(有料)。特別売却の記録もそちらに置かれています。特別売却に付される前に売却が決まることも多いようですが。
なお、車を利用する場合には、松本市内はわりと渋滞傾向にありますし、一方通行路もありますので、時間には余裕をもって行動していただきたいと思います。
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自由閲覧ページで特別売却情報だけを見ていると長野地裁諏訪支部の物件数が少なく、競売状況はよく分からないかもしれませんが、入札率が高く、その意味では競売参加につき活発な支部ということができます。競売物件として一般の人に敬遠されることもあまりないようです。期間入札の段階で落札される結果、特別売却に回る物件数が少ないわけです。
このことには理由があります。一つは、佐久支部と同様、東京など他の地区の人々にとって関心の高い地区(八ヶ岳山麓など)を管轄していることがあります。それに加えて、もう一つは、(執行)裁判所の競売事件に対する情報開示の手際がよいという感じがします。裁判記録を読んでいても、トラブルの種が事前によく摘まれています。したがって、買受人にとっては安心して入札等に望めることになります。(かっては、この点での努力が足りない支部も一部には見受けられていましたから、当編集部としても安心して物件紹介できる支部の一つです。)
ただし、諏訪地方は、同じ長野県の人でさえ、厳しい気風の土地柄だと言いますから、安易な都会感覚だけで結論を出さず、そのような気風を楽しむくらいのゆとりを持って、入札等に望んで欲しいと思います。
競売事件の記録は裁判所の4階、エレベーターの出入口の正面に置かれています。ドアが開くといきなり目の前が閲覧場所なので、初めての時には少し驚くかも知れません…。取材当日、東京方面から来たと思われる閲覧者に、「廊下とは寒いですね」と話しかけられました。西日もよく当たり、長野から南に来た私には暑かったのですが、諏訪の冬が厳しいには間違いありません。なおコピーが必要ならば、同じ階にある執行官室で(有料)で写すことができます。
ちなみに、前述の閲覧者は足を運んできたのに諏訪支部の競売物件数が僅かなことを気にしつつ、丁寧に挨拶をして帰られましたが、「信州競売情報」の利用を勧めるのを忘れたのが残念でした。
東京方面からだと、諏訪ICで降り、そのまま道なりにまっすぐ進み、諏訪南神戸交差点を左折して、20号線で「上諏訪」駅を目指すのがコツです。駅の手前、諏訪一丁目の交差点の右手、突き当たりの山側に裁判所はあります。だだしその交差点は右折できませんので、駅前等でUターンしてから左折して下さい。名古屋方面からでは、岡谷ICで降り、同じく20号線で「上諏訪」駅を目指し、諏訪一丁目交差点を左折です。 |
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編集部への問い合わせで、一番多いのは長野地裁佐久支部についてのものです。やはり軽井沢の物件が公告されるからに他なりませんが、長野県内裁判所のなかでも特異な存在を占めています。
高速道路を利用するならば、「佐久IC」より車で5分程です。長野新幹線「佐久平」駅、あるいは小海線「岩村田」駅がそれぞれ最寄り駅となります。住吉町西交差点と佐久署東交差点の中間程西側に位置しており、庁舎の前に駐車場があります。
さて、1階正面玄関を入るとすぐ右手に公告掲示板があり、正面玄関側に事件ファイルが置かれています。数年前までは、特別売却物件が60件以上、期間入札物件が30件以上、あわせて100件程が事件番号順に並べられていましたが、現在は、半数以下に減っています。(ただし、閲覧者が順番をバラバラにしてしまうことがよくあります。)事件番号を明確にしておかないと目的の物件ファイルを見つけるのに苦労します。取材中、ある青年に「債務者の名前しかわからないのだけれど、どうやったら事件ファイルを見つけられるでしょうか」と訊ねられましたが、少なくとも、物件所在地でもわからないと探しようはありません。その青年は同じことを裁判所職員にも言われ、結局、30分位して帰っていきました。
事件番号に基づいて物件ファイルを見つけたら閲覧を開始しますが、他の人の閲覧を妨げないため一冊づつ手に取るようにして下さい。監視カメラが設置されているので、乱暴な閲覧をしていると注意されますので、念のため。所在確認のため、もし地図・公図などのコピーが必要なら二階の執行官室でコピー機が利用できます(有料)。
佐久支部までは、東京からでも決して遠い距離ではありません。しかし、問題があるとすれば、物件閲覧期間が平日に限られ、したがって、土日・祝日を利用しての調査ができないことです。そこで、それら不都合をカバーするために「信州競売情報」があるのですから、大いに利用して欲しいと思います。会員の方に対しては、取材した限りで、情報をHPに反映させ、あるいはメールで送信いたします。お気軽にメール等でお問い合わせ下さい。 |
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今回は、北信地方の物件を管轄する長野地裁本庁舎について、ご案内いたします。
長野地方裁判所の競売係は、裁判所本館建物の四階にあります。正面玄関を入ると、二つのエレベーターが見えますが、そのいずれかを使用して四階に足を運びます。エレベーターを降り、左手方向に進むと、突き当たり右に「閲覧室」という紙を張った部屋があります。ここに公告の掲示板があり、併せて公告ファイルが置かれているのです。
さて、ガラスドアを開けて入室すると、壁側に公告ファイルを入れた大きな棚があります。事件に関する一件ファイルが無雑作に置いてありますから、自分の目指すファイルをその事件番号を頼りに探すとよいでしょう。あるいは、ファイル背表紙に物件の住所(市町村名)が明記されていますから、その住所から希望物件を探索するのも一方法です。
もし、気に入った物件があり、その資料をコピーしたい場合には、閲覧室にコピー担当者の連絡先が明記されておりますので、その方に連絡をとってお願いするとよいと思われます。有料でコピーが可能です。現地確認のためには、ファイル中の地図・公図・見取図などを複写しておくと助かります。言うまでもないことですが、公告ファイルを持ち出してはなりません。刑事罰の対象になります。
次に入札あるいは買受けをしてみたいと考えた場合、入札書などの書類をもらっておかなければなりません。これらの書類は、本館一階の執行官室という別の場所で交付を受けるものなので、注意して下さい。帰りがけに寄るならば、一階でエレベーターを降りて、左手通路の奥の部屋がそうです。正面玄関から入れば、右手に当たります。執行官は事前に事件を調査しています。そのため物件についての事情には詳しいことが多いようです。
長野県内共通の事情ですが、裁判所への交通手段としては車を使用した方がよいと思われます。現地確認も含めて、一日で手続準備をするには車の方が機能的です。駐車場は、裁判所玄関前にあります。
裁判所というと一般的にどうも敷居が高いと感じられるようですが、決してそのようなことはありません。とくに、競売物件の公告は、広く市民一般に解放されているわけですから、積極的にその機会を利用して下さい。最近では、自己破産、少額訴訟手続きなど裁判所もますます市民生活と密接に係わってきております。したがって、一度、裁判所に足を運んでみるのもよい経験になりましよう。
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